こんにちは!カイ(@kaiyoshi328)です。
他人や環境などの影響でモチベーションが低下したり、気分が暗くなった経験はありませんか?
僕は最近このようなツイートをしました。
外的要因がモチベーションに影響を与えてるなって強く感じる。
ネガティブになるときは特にだな。外的要因に左右されず、モチベーションを維持するための自分の在り方を定めていきたい。
— 吉澤海 / Kai Yoshizawa (@kaiyoshi328) March 13, 2020
僕自身、外的要因からのモチベーションへの影響をなくすにはどうしたらと考えていました。
このような話を友人知人にしていたところ、著スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』をおすすめされたので読んでみたんです。
そしたらなんと第1の習慣からもう答えがあるではないか!と。
そこで本記事では第1の習慣である「主体的である」を紹介させていただき、
外的要因からモチベーションが下がっている方がモチベーションをあげることができるきっかけになればと思います。
主体性と選択の自由
主体性とは
コヴィー博士は主体性について、このように定義しています。
主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。
人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する。
私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である。
私たち人間は、感情を抑えて自らの価値観を優先させることができる。
人間は誰しも、自発的に、かつ責任を持って行動しているのである。
反応を選択する自由
ここでコヴィー博士は責任(Responsibility)は、反応(response)と能力(ability)が合わさったものとしております。
自分の人生の責任を引き受けるとのことは、主体的に物事を観察していき、「自分の反応する能力」を使いこなすことになります。
主体的に物事を観察する場合の主語は「私は〜」です。
例えば、朝起きれずに寝坊をしてしまったとき、
「目覚まし時計がならなかったから、起きることができなかった」としている場合は、
自分の責任ではなく、目覚まし時計に責任におしつけている状態です。
しかし主体的にした場合は、寝坊したのは自分の責任です。
「私が目覚まし時計を確認しなかったのが問題であった。」
「私が朝早く起きなければ行けなくても、夜更かしをしてしまった。」と捉えることができます。
自身のこれまでを振り返ってみても、結局は自分自身が選択してきたら結果でしかないと改めて思います。
何をするにしても、どう感じるにしても、自分がそう選択をしたと言えるのだなと。
そもそも選択の結果であれば、自分がどう選択をしていくかを意識すればいいですね!
内側の世界からの変革
トレーニングをしたことがない人は、ベンチプレス100kgをすぐにあげることはできませんよね?
それと同じですぐに主体的に行動しようと思っていても、できるものではありません。
常日頃から主体的になるには、主体的であること意識をしていく必要があります。
アファメーションで肯定的な内側の世界を創る
アファメーションはご存知でしょうか?
アファメーションとは、自分に対しての言葉を肯定的にした上で、その言葉を信じることです。
まずは自分が自分に対して、どのような言葉を使っているのかを意識して、
否定的な表現を使っている場合は、主体的な肯定的な表現に切り替えていくことが重要です。
「どうせ彼は自分の話を聞いてくれない。」
→「彼に話を聞いてもらうために、私は〇〇をする。」
まずは自分自身の言葉に気づくことが大事です。
そしてその言葉が何をもたらしているのかを感じてみることが効果的でした。
関心の輪と影響の輪
全ての事象は2つの重なった輪で分類をすることができます。
外側の輪を「関心の輪」といい、自身が関心を寄せるもの全てがここに含まれます。
内側の輪を「影響の輪」といい、自身がコントロールできるものがここに含まれます。
反応的な人は、「関心の輪」に意識が集中しています。
例えば、「世間体」「他者からの評価」「他者の発言」などです。
しかしながら、主体的である人は「影響の輪」に意識が集中しています。
それは、「自分の自分への評価」「自分の発言や行動」などです。
いわゆる主体的であることで、ポジティブなエネルギーが働き、影響の輪が少しづつ大きくなっていくとのことでした。
僕の外的要因でモチベーションが下がっていた理由は、関心の輪に意識が集中して、
自己中心的な考えで自分でコントロールできないものにストレスを抱えていたからです。
自分でコントロールできないものを、否定的に捉えた反応をしていただけですね。。。
では外的要因などはどのように対処すればよいのでしょうか。
直接的、間接的にコントロールできること、できないこと
コヴィー博士は直面する問題を3つに分けることができると言っています。
私たちが直面する問題は、次の三つのどれかである。
・直接的にコントロールできる問題(自分の行動に関わる問題)
・間接的にコントロールできる問題(他者の行動に関わる問題)
・コントロールできない問題(過去の出来事や動かせない現実)
主体的なアプローチをとることで、この三種類の問題のどれでも、影響の輪の中で一歩を踏み出して解決することができる。
直接的にコントロールできる問題は、自分が変われば解決をすればよく、
間接的にコントロールできる問題は、自身から他者への影響を及ぼすことで解決できます。
例えば、話し合って説得してみるなどですね。
コントロールできない問題に至っては、その見方や捉え方を変える必要があります。
例えば、過去の辛い経験などはなくすことができませんが、その経験の捉え方は変えることができますよね。
この内容を読んだときに全ての問題は解決をすることができるし、
見極めて自分自身から行動をすることが解決に繋がるのだなと腑に落ちました。
主体的に捉えることで自分自身が何を行動したのかアイデアも思いつきます。
いつまでも他人の責任にしていたら成長はできませんね。
本書でも記載してありましたが、影響の輪を広げていくためには、自身の在り方が重要なんだなと痛切に感じます。
主体性を高める2つの方法
本書でも紹介されていた主体性を高める2つの方法を紹介します。
自分との約束を守る
自分との約束を守りましょう。どんなに小さなことでも。
自分との約束は自分の習慣をコントロールすることで守ることができます。
この約束を守れないことは積み重ねていけば、大事な場面でいつもの習慣が出てしまいます。
例えば、早起きをすると決めてずっと守れなければ、大事な日にも寝坊してしまうかもしれませんね。
目標を立てて、達成するための努力をする
その目標は誰のためでもなく、自分のために立ててそれを達成してみましょう。
そうすれば自ずと自制心が強くなって、自分の人生への責任も強まるはずです。
目標の達成の積み重ねで、自己効力感や自己重要感などが高まり、
主体性も強くなっていきます。
内側世界の変革が主体性を高める
いかがでしたでしょうか。
一度きりの人生を他人任せでなく、自分の価値観で生きたいですよね。
内側の世界がどのように在るのか、どのような反応の選択をしていくかはあなた自身です。
ぜひ現在の自分の立ち位置はどこに在るか、どのような反応をしているのかを感じてみてください。
そして今後どう在りたいか考えてみてはいかがでしょうか。
7つの習慣のまとめ記事につきましては、今後も更新していきますので、お楽しみに。